国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)

トルコでのワークショップを実施しました。

10月24日に2月の震災の11県内にある市の一つ、トルコカフラマンマラシュ市、26日にハタイ市にて、関係部署の方に参加いただきました。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023022000586&g=int (時事ドットコム)

それぞれのワークショップでの参加者は、地域自治体で勤務されている公衆衛生にかかわる医師、看護師、ソーシャルワーカーなど、多くの方に参加いただきました。

カフラマンマラシュ市ワークショップ

カフラマンマラシュ市ワークショップ

カフラマランマラシュ市のウェブサイトに広報していただきました。

ハタイ市ワークショップ:ムスタファ・ケマル大学で開催

カフラマンマラシュ県市内の様子

2月6日の地震から8か月経った現地ですが、町の中ではおおよそ瓦礫の除去が進んできている一方で、取り壊しを待っている大きな建物、マンションや病院などがまだ数多く取り残されている区画も多く見受けました。すでに市街地では復興住宅が建設され、11月末から入居が始まっています。この復興住宅は最初の2年間は無料で住め、その後は無利子で購入できるとのことでした。

市街地に建設された復興住宅

ハタイ県内での様子

まだ、取り壊しを待っている建物も多く残る

災害直後の様子(2023年2月)

ハタイ県立病院前に設置されたコンテナ・テント病院(2023年3月)

市街地郊外に建設された復興住宅

2023年11月29日に研究チーム内での報告会を実施しました。

今後は、ワークショップで集められたデータを基に学会発表と共に、現地でのよりよいレジリエントな公衆衛生医療システムへの復興には、具体的などのような項目や計画が必要であるかトルコ側の研究者らと話合ってゆく予定です。

2023年12月4日に、SDMPH(Society for Disaster Medicine and Public Health)の第10回学会(USA, Washington DC)にて

ポスター発表を行いました。リンクでご覧いただけます。

(ポスターのリンク)

https://drive.google.com/file/d/1qYlWT2HHvdcpB8DEHSHQNbmltLORYEIs/view

2023年8月 科学技術振興機構(JST)よりJ-RAPID国際緊急共同研究の助成を受けました。

プレリリースリンク

今後、プロジェクトの進行状況を逐次UPDATEします。

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